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ディズニーランドの一眼レフ撮影で「EV値」を元にした露出設定方法[写真準備中]

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「EV値」を元にした露出設定

私がディズニーランドやディズニーシーなどのテーマパークで撮影する場合、一眼レフカメラの露出は「EV値」を元に設定します。 ここではEV値を元に各種値の設定方法を忘れないように自分のメモとして残しておこうと思います。 EV値は次の条件で決まります。1.撮影シーン(光源の明るさ)、2.センサー感度(ISO値)、3.レンズ絞り(F値)と4.シャッター速度(SS)の4条件の組合せです。 以下でひとつずつ解説します。

■1.撮影シーン(光源の明るさ):プラス要因

撮影シーンは分かりやすいと思います。明るければ数値が大きく、暗ければ数値が小さくなります。 具体的には晴れが+15EV、曇りが+12EV、朝夕が+9EV、夜が+6EVです。 昼間の2時頃行われるTDLの「ジュビレーション」やTDS「レジェンド・オブ・ミシカ」は+15EVです。曇りの日なら+12EV程です。 11月~12月のクリスマスイベント期間に行われる夕方のショーやパレードなら+9EV程、夜のエレクトリカルパレードやファンタズミックなら+6EV程度です。

■2.センサー感度(ISO値):プラス要因

センサー感度は受光素子CMOSの受光感度の調整のことで、ISOで表されます。 ISO100が0EV、ISO200が1EV、ISO400が2EV、ISO800が3EV、ISO1600が4EV、ISO3200が5EV、ISO6400が6EV、ISO12800が7EVです。 ISOを大きくすると暗い場所でも撮影できる様になりますが、ノイズものりやすくなります。特にセンサーサイズの小さいコンデジやスマートフォンのカメラで夜の撮影が綺麗にならないのはこれのせいです。 一眼レフで一番有利なのはフルサイズのセンサーを載せたカメラで2012年冬でフルサイズのカメラは、CANONであれば、EOS-6D、EOS-5D2、EOS-5D3、EOS-1D Xに、ニコンの場合は、D600、D700、D800、D800E、D4に、SONYの場合はα900、α99に搭載されています。

■3.レンズ絞り(F値):マイナス要因

レンズ絞りはレンズの中にある部品の径で変化します。絞りを開放にするとEV値は大きく(明るく)、絞るとEV値は小さく(小さく)なります。 ショーパレードを撮る場合は開放にして背景をぼかしてポートレート風に撮影したいと思う方が多いと思いますのでF値が小さいレンズが有利となります。 又、遠めの被写体をズームして撮影したいシーンも多いので焦点距離の長いレンズが欲しくなります。 具体的には絞り開放がF2.8やF4の明るいレンズで、焦点距離が200mm、300mm、400mmと長いレンズになります。 但し明るく、焦点距離が長いレンズは高いです。純正であれば10万円から20万円、シグマやタムロン等のサードパーティー製なら5万円から10万円と約半額で購入出来ます。 F2.8で-3EV、F4.0で-4EV、F5.6で-5EV、F8.0で-6EVと明るければマイナスが少なく、暗ければマイナスが大きくなります。

■4.シャッター速度(SS値):マイナス要因

シャッター速度はシャッターを切る時間で、長ければEV値は大きく、短ければEV値が小さくなります。 1/60秒で6EV、1/250秒で8EV、1/1000秒で10EV、1/4000秒で12EVとシャッター速度が速くなるにつれEV値は大きくマイナスになります。 ショー・パレの場合、被写体が動きぶれる(被写体ブレ)ことがよくあるので、最低でもシャッター速度を1/500以上に、出来れば1/1000の速度が欲しいところです。

EV値を決める為の4条件を説明しました。上記を基本とし撮影シーンに応じたEV値となる様に、センサー感度(ISO)とレンズ絞り(F値)とシャッター速度(SS)の組合せを決めます。 左辺に1.撮影シーン(光源の明るさ)と2.センサー感度(ISO値)を右辺にレンズ絞り(F値)とシャッター速度(SS値)を代入し、各辺の合計がつりあえば、適正な露出の写真が撮影出来ます。 実際の機材で、撮影シーン毎にどんな設定にしているのか紹介します。プロ級、中級、初級と3パターンで紹介します。

【初級】入門機の場合

・晴れ(15EV)+ISO200(1EV)=F5.6(5EV)+SS1/2000(11EV)被写体はピタッと止まり、背景もそこそこぼけて、ノイズ感のない綺麗な写真が撮れると思います。
・曇り(12EV)+ISO800(3EV)=F5.6(5EV)+SS1/1000(10EV)被写体はピタッと止まり、背景もそこそこぼけますが、写真はノイジーになります。WEBやブログ等で使うには十分な写真が撮れると思います。
・朝夕(9EV)+ISO3200(5EV)=F5.6(5EV)+SS1/500(9EV)被写体は指先がまれにブレだけですが、写真はノイジーです。フラッシュ発光させPモードで撮る方がいいかもしれません。
・夜景(6EV)+ISO3200(5EV)=F5.6(5EV)+SS1/60(6EV)被写体ブレまくり、写真はノイジーです。止まった瞬間を撮るか、フラッシュ発光させPモードで撮る方がいいかもしれません。

これは入門機のCANON EOS Kiss X6i、EOS Kiss X5や、ニコンD5100、D3200などの「ダブルズームキット」の望遠レンズ55-250とか55-300を使用した場合の設定です。 私はこれらの入門機は持っていませんので、理論的に私ならこんな感じでって設定値を紹介しますので参考にして下さい。

パーク内でキャラクターやダンサーたちを撮影している若い女子の皆さんが、よく使っているのがこれらのカメラです。 私からすると「よくあの機材でいい写真が撮れるなぁ」と関心してしまいます。コンデジやスマホや携帯電話で撮影する人も沢山いますが綺麗に良い写真が撮れているのでしょうか? 実は上級や中級で紹介した機材の方が高性能なので簡単に撮影が出来るので、できればレンズだけでも中級で紹介したEF70-200mm F4L IS USM(Amazonで約10万円)の導入をおすすめします。

【中級】EOS-7D+EF70-200mm F4L IS USM

・晴れ(15EV)+ISO200(1EV)=F4.0(4EV)+SS1/4000(12EV)綺麗に撮れます。結構いい写真が撮れます。
・曇り(12EV)+ISO800(3EV)=F4.0(4EV)+SS1/2000(11EV)普通に撮れます。ほとんどノイズ感はありません。
・朝夕(9EV)+ISO1600(4EV)=F4.0(4EV)+SS1/500(9EV)かなり暗く、指先がブレ、写真がノイジーです。
・夜景(6EV)+ISO6400(6EV)=F4.0(4EV)+SS1/250(8EV)厳しいです。指先意外に顔等もブレ、写真がかなりノイジーです。

本体のセンサーがAPS-Cの場合でレンズがF4.0通しのズームでテレコンはつけていません。 APS-Cなのでキャノン機の場合1.6倍(ニコンは1.5倍)の写真になり被写体との距離が10~20m程離れていても撮影しやすいです。 明るい昼間なら綺麗に写せる基本的な設定値で、「ジュビレーション」や「レジェンド・オブ・ミシカ」には十分使いやすい組合せです。 「ファンタズミック!」でもそれなりの大きさで撮影出来て、トリミングすればかなり大きめの写真が撮れます。被写体の動きも全体的に遅いのでレンズが暗くてセンサー感度が悪くてもノイズが目立たない写真になります。 エレクトリカルパレードを撮影するにはちょっと厳しいです。ノイジーになるか被写体ブレが発生するかどちらかに目をつむるしかありません。 さらにこの組合せは重量も1.5kg程と軽く、価格も20万円以下とリーズナブルです。パーク内でこの組合せを使っている方も少なくありません。欲を言えばレンズをプロ級の物にした方が夜でも撮りやすくなるので予算があるならこちらでもいいでしょう。

【上級】EOS-1DX+EF70-200mm F2.8L IS II USM

・晴れ(15EV)+ISO100(0EV)=F2.8(3EV)+SS1/4000(12EV)被写体がピタッと止まり、背景が綺麗にボケたいい写真が撮れます。
・曇り(12EV)+ISO400(2EV)=F2.8(3EV)+SS1/2000(11EV)被写体がピタッと止まり、背景が綺麗にボケたいい写真が撮れます。
・朝夕(9EV)+ISO1600(4EV)=F2.8(3EV)+SS1/1000(10EV)被写体がピタッと止まり、背景が綺麗にボケたいい写真が撮れます。ノイズもありません。
・夜景(6EV)+ISO12800(7EV)=F2.8(3EV)+SS1/1000(10EV)被写体がピタッと止まり、背景が綺麗にボケたいい写真が撮れます。ノイズもほとんど気になりません。

本体がフルサイズの場合の設定です。レンズはF2.8通しのズームレンズでテレコンはつけていません。 被写体との距離が5~10m位、昼間はもちろん夕方や夜景(東京ディズニーランドの「エレクトリカルパレード ドリームライツ」)でも撮れる機材とその設定です。 東京ディズニシーの「ファンタズミック!」だと焦点距離が200mmではチョット足りず300~400mm程必要で、この場合F5.6となりISO25600、SS1/500にします。 この組合せの弱点は、重さが3kg弱と重量級で、購入価格は70万円オーバーです。普通の方はこの組合せは無いと思います。 もう少し安くしたいならカメラ本体をEOS-5D MkIIIをお勧めします。これなら50万円以内におさまります。

■まとめ

メモとしましたが、実際にはカメラ本体にカスタム登録(C1-C3とMに)してあるので、各設定にワンタッチで切り替えることが可能です。 あとは現場に到着後、撮影直前に最終調整すればまず大失敗はしません。 実際にはISOは固定せずAutoにして上限と下限だけ決めカメラが露出を適正に設定してくれています。入門機にはISOAutoは機能がないでしょうから自分で設定する必要があると思います。

ここで説明した内容がが難しい・分からないという方は「Pモード」などのカメラ任せの設定で撮影しましょう。 やっぱりいい写真を撮るならカメラに任せるよりも、自分で考えた条件で写真を撮る必要があると思います。 Pモードだと「作品」を作るのは難しいでしょうが、少なくとも「記録」することは可能だと思います。

関連項目

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